子育て支援について

民主党が言っている「子供一人月二万六千円支給」について、

子供がいない二十代男性(独身)の一人として言いたいことを言おうと思います。

まず、「財源はどうなるんだ」と言ってる人がいますが、そういうことを言うのはどうかな、と思います。


正直は話、合計特殊出生率が2を超えない限り絶対に人口は減り続ける一方なのに、
現在の出生率は1.37。しかもこれからも減り続ける一方という状況で、少子化対策は絶対に必要になってきます。


消費税を10%上げようが、独身税を導入しようが、子無し税を導入しようが、
老人の医療費を半分カットしようが、
少子化対策に莫大な予算をつける、という方向性は間違っていません。



ただし、何故「現金を直接給付」なのかが分からない…


これって、ただのバラマキじゃん?


もうちょっとマシな方法、いくらでも考え付くでしょ?

ざっと考えても、


保育所の増設、私立の幼稚園に対する補助
働く女性にとって一番のネックとなる「未就学児の養育」ですが、
金を渡して「その金でヘルパーでも雇ってくれ」というより、渡す金があるんなら
保育所を作ってみなさんの子供の面倒を見る方が効率がいいに決まってます。
周りに保育所があるところと無いところの地域間格差もなくなるでしょう。
少なくても、「保育所がある世帯もない世帯も一律に同額を渡す」という制度には絶対に納得がいかない。


給食費無料化
現在、給食費の未払い問題が大きなネックになっています。
「貧困で給食費が払えない世帯にお金を渡せば未払い問題は解決する」
とか言う意見がありますが、頭がパッパラパー
以外の何物でもない。
貧困世帯に対する給食費免除の仕組みがある以上、彼らが給食費を払わないのは
彼らがクズだから払わないのであり、そんな奴らに金を渡したところで
律儀に給食費を払うことはありえないでしょう。
それなら話は簡単で、給食費を税金で払えばいいだけの話。


国立大学の授業料の値下げ
少子化のネックに、「教育費にお金がかかり過ぎる」ということがあります。
そして、一番金がかかるのは、「大学の授業料」これ以外の何物でもありません。
しかし、民主党は小学生中学生高校生の親に金を渡すとか言ってますが、
一番金がかかる大学はスルーしている状況です。
正直な話、意味がわからん。
私立高校とか、毎日遊んでるだけの高校生にあげる金があるんなら、国立大学のバカ高い授業料をどうにかするのが先決だろ?
と思います。



まあ、この辺で。
最後に繰り返す。
現金の直接配布はヤメロ。
直接配布なんて、あんたら民主党がばらまきだと散々罵倒した「定額給付金」と何も変わらないじゃないか。
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