全体主義と民主主義(とりあえず結論2)

今までは「左翼」を掲げて当サイトをやってきたわけですが、
このサイトに何も書いていないとき、いろんな人の意見を見て、
そして考えて、
やっとこの結論に達しました。



「右翼VS左翼」という対立軸は正しくない。


本当の対立軸は、
全体主義者VS民主主義者
にあるべきである。

結構色んな人が同じことを言っていて、
「何をいまさら」
な結論かも知れませんが、ぼく自身いろんな人に喧嘩を売って、
喧嘩を売られて、そしていっぱい喧嘩をして、
悩んで悩んだ結果です。



全体主義と民主主義って、色んな定義の仕方があると思いますが、
僕はこんなとらえ方になりました。



全体主義の考え方
「私は真理を知っている。正しい物の道筋を知っている。
しかし、愚かな大衆は悪の勢力の手先か、もしくは悪の勢力にだまされている。
議論する、と言う言葉の意味は、
私の言うことは正しくて、あなたの言うことは間違っている。
議論とは、正しい私の意見をあなたが拝聴することである。
日本における諸問題は、悪の勢力のせいだ。
悪を排除すれば日本はよくなる。」



全体主義者とは、
↑のような考え方をする人たちを言います。
具体的に言うと、
「日本はサヨクが裏から支配してるから、サヨクを撲滅させよう!」とか
自民党が悪い!政権交代しさえすれば日本はよくなる!」とか
「右翼とアメリカがすべて悪い!憲法九条をしっかり守れば世界は平和になる!」とか
「官僚が全て悪い!官僚は何がどうあっても悪!官僚をぶっ殺せば日本は良くなる!」
とか言ってる人達です。


民主主義者とは、
「私は真理を知らない。あなたも真理を知らない。
というより、『真理』なんてものは存在しない。
あるのは、『よりまし』なモデルなり政策だけだ。
議論とは、間違いを含む私の論と間違いを含むあなたの論をぶつけて
相違点、合意点を見つけ出し、『より間違いの少ない』論を作り上げることである」


↑民主主義者とは、このような考え方をする人たちを言います。
ちなみに、僕は民主主義者であり、
この考え方は絶対に(笑)正しいと思っています。
ただ、今の日本を見る限り、日本は政治体制は民主主義ですけど、
民主主義者って、少数派なんじゃ?
と思っています。
ただ、僕は絶対に絶対に民主主義的な考え方が正しいと思うので、
全体主義者が多数派であろうとも、全体主義を少しでも少なくするようにしようと思う。


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