続・南京大虐殺について

前回東中野修道小林よしのり等はキチガイor詐欺師である。
絶対に信用してはいけない


と書いた続き。


結構思っていたことをズバッと言ってくれたサイトがあったんで、紹介します。


目からウロコの南京大虐殺論争



以下、引用ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


南京大虐殺(A):1938年12月、南京に侵攻した日本軍は、略奪・暴行・虐殺などの蛮行を繰り広げ、30万人に及ぶ捕虜や民間人を殺戮した。

南京大虐殺(B):1938年12月、南京に侵攻した日本軍は、南京市とその周辺で、 国際法に違反した捕虜の大量虐殺を行なった。犠牲になった中国兵は数万人。殺された中には便衣兵(ゲリラ)と間違えられて連行された民間人も多数含まれていた。また、日本兵による略奪・強姦も頻発しており、その際に殺された人も少なからずいた。


南京大虐殺(A)はなかったが、南京大虐殺(B)はあった。
 なぜ分かるかというと、資料を読めば分かる。日本軍の戦闘詳報、当時の日本兵の日記や証言に、捕虜虐殺の記録がわんさか出てくる。南京にいた外国人の書いた公式記録や日記にも、日本兵による虐殺や、強姦、略奪が頻発していたことがはっきり書かれている。それを否定するのは不可能である。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用終わり)


そーなんだよな。「南京大虐殺は無かった」とか「あった」とか言い出すときになぜこじれるかというと、定義が定まって無いからだ。
南京大虐殺は無かった!」って言ってる人も、ある程度まともな人なら南京大虐殺(A)を否定しているだけで南京大虐殺(B)は否定していない。
南京大虐殺はあった!」と言っている人も同様。


まとめると、次のようになる。

(1)南京大虐殺(A)あった派…中国共産党、アイリスチャン、キチガイサヨク


(2)南京大虐殺(B)あった派…まともな人ほぼ全て


(3)南京大虐殺(A)(B)両方無かった派…小林よしのり東中野修道田中正明キチガイネット右翼

(2)はまともって書いたけど、(2)でもおかしい事言っている人はいるわけで、それは(1)(3)が極端にまで純正イカレ脳味噌で非常に狭い領域のため、それ以外は「まとも」って言っているだけだからです。
(分かっていると思いますが、中国共産党は純正イカレ脳味噌です)

 これは学術論争ではない。イデオロギー闘争なのだ。
 左寄りの論者(過大派)は、何としてでも中国人の犠牲者数を多くしたい。だから「南京」「虐殺」の定義を可能なかぎり広くする。
 右寄りの論者(過小派)は、何としてでも中国人の犠牲者数を少なくし、できれば「なかった」ことにしたい。だから「南京」「虐殺」の定義を可能なかぎり狭くする。
 彼らは歴史の真実を知りたいのではない。自分たちの信条を正当化したいだけなのだ。最初から結論があり、それに合わせて定義を自由自在にもてあそび、虐殺者数を操作しているのだ。
 彼らのゲームに使われる犠牲者が哀れである。

http://homepage3.nifty.com/hirorin/nankin01.htm

これもその通りだと思う。「南京事件」研究の大家といえば、笠原十九司氏と秦郁彦氏だろう。
笠原十九司氏は被害は十数万人だとし、秦郁彦氏は数万人としているが、詳しく見てみれば両者の主張にそんなに違いがあるわけではない。
ただ、笠原十九司氏が「この殺害は日本軍による虐殺である」と認定している殺害を秦郁彦氏は「これは虐殺に含まれない正当な処刑」としているだけだ。
要するに、事実関係は両者そんなに差は無い。
当たり前と言えば当たり前なんだけど、「日本軍に所属しているAさんが中国人のBさんを殺した」という事実が「虐殺」かどうかは思想の左右に関係するかもしれないけど、「殺した」という事実は変わらんわけだけだから。



んで。
南京大虐殺」をエンドレスに責め続けてくる中国共産党に対し、どう対応すればよいかってのはこれは事実関係の探求でなく、戦略論の話である。
この両者を混同してはいけない。
南京大虐殺は実際にあったか、被害の状況はどうだったのか」という問題と「政府として『南京大虐殺』についてどのような公式見解でいるのが得か」という問題は、全く別の話である。
例えば、「南京大虐殺は本当はあったんだと知ってるけど、政府としては『無かったこと』にして徹底抗戦したほうが得だぞ」
という戦略も視野に入れるのはありだろう。
少なくても、中国共産党は「南京大虐殺記念館」とか作って、「南京の恨みは絶対に忘れるな」とか言ってるけど、絶対本心では大して恨んでないよ。
ただ「恨んでいるぞ」って言ってる方が得だから言ってるだけだ。
だから日本も中国の理知的(卑劣とも言う!)戦略に対抗するためには、理知的にならなければいけない。
たださ、「南京大虐殺はなかった」と主張しても、国際社会に認められなければ意味無いだろ?
少なくても「南京大虐殺なかった」って日本が主張して、聞いてくれる国があるとは思えない。
てゆうか、絶対にしない方がいいと思う。
ガタガタ言ったって、特亜以外から見ても日本は「1930〜45年頃暴走した危ない国」って印象の国ってことは覆せない。
その状態で「南京大虐殺なんて無かったんだよ」なんて言い出したら、「こいつ、また暴走しだすんじゃねえか」って警戒される(実体はどうであれ)ことは間違いないと思う。
だから、「南京事件」は「なかったこと」にするのではなく、また中国共産党がガタガタ言ってきたら「そうですね。虐殺はあってはならないことです。だからダルフール虐殺をやめさせるのに協力してください」と返すくらいがせいぜいだと思う。


問題は、「南京大虐殺無かった」って言い出す国会議員が出てきているけど、それが「戦略上なかったことにしたい」のか「本気でなかったと信じてる」のか見分けがつかないことなんだよな…


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