LOVE&PEACE(ベトナムに平和を)はソ連の手先か

台湾前総統きょう来日 中国、対日批判を抑制 改善基調の関係に配慮

 【北京29日佐々木学】台湾の李登輝前総統が三十日、約二年半ぶりに訪日する。総統退任後、三回目の訪日で、今回は初めて東京を訪れる。李氏を「台湾独立分子」とみなす中国政府は、李氏の訪日に懸念を表明したものの、厳しい対日批判は避けており、首脳往来で改善基調にある日中関係に配慮したとみられる。

 中国外務省の姜瑜(きょうゆ)副報道局長は二十九日の記者会見で、「(台湾は中国の一部とした)日中共同声明などの原則を守り、実際の行動で台湾問題における約束を果たし、台湾独立分子に政治的舞台を提供しないでほしい」と、日本に要求した。



以上、北海道新聞
日本は民主主義社会でありますから、移動の自由、言論の自由は絶対に守らなければいけない。
たとえ相手が思想犯だろうがテロを賛美していようが日本に来たい人がいるのなら絶対に拒否してはいけないし、何かを話したいのなら抑制してはいけない。
それは当り前の事です。


しかも、
以前はソ連という共通の敵がいた以上中華人民共和国との友好も(いやいやながら)しなければいけなかった、
その結果台湾をなおざりにせざるをえない側面もあった
かもしれません。
しかし、ソ連なき今中華人民共和国著作権という概念がなく日本の技術を不正に横流し
安い労働力をバックに日本にひたすらデフレを巻き起こし、地球規模の環境破壊を繰り返す寄生虫と言わねばならんでしょう。
そして中華人民共和国が共通の敵である台湾との友好をはかる、それが日本の生きる道です。
なるべく多くの国を仲間につけてひとつの敵にあたる、それは国際社会の定石です。
台湾には、中国(本土)と日本くらいしか隣国が無い、そして反中華人民共和国は「国是」なので、手駒につけていて絶対に損はありません。
正直な話、中国は北京オリンピックを控え、モスクワの二の舞はどうしても避けたいところでしょうから、下手に出る可能性が強いです。
すでにご老体である李登輝氏には酷というか願ってはいけないことなのかも知れませんが、いきなりサプライズ「政治の話」をしてもらって、北京政府を驚かせて欲しいものです。

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んで。
昨日当ブログに荒らしである「日本の恥を地で行く男」こと柳生すばる君が遊びに来ました。
で、リンク頂いている愛国者の三輪耀山氏と喧嘩になりました。
http://d.hatena.ne.jp/meiwakoko/20070529#c1180567132
掲示板上の喧嘩は、絶対に地獄になります。
コメント欄が目も当てられない状況になるのは必死でしょう。
だから僕は三輪さまに「スルーしてください。荒らしの相手をするのも荒らしです」と繰り返しました。
そのことで思い付いたので。


ベトナム戦争は「北ベトナムVS南ベトナム」でしたが、実際は「ソ連VSアメリカ」だったといってよいでしょう。
そして、ベトナム反戦運動ソ連にではなく、アメリカに向かって反戦を訴えました。
そのことをとって「ベトナム反戦運動ソ連の手先だった」と主張する人がいます。
でも、それはおかしいだろうと思うのが僕の意見です。


掲示板で言い争いをしている人を見たとき、言い争いをやめさせたい人は必ず「話の通じそうな方」を選んで、「スルーを覚えろ」って呼びかけます。
僕の場合だと、三輪様には「やめてください」と言いましたが、すばる君には「荒すな」とは言いませんでした。
すばる君には言っても聞かない事が分かりきっているからです。
三輪様にお願いしたのは、三輪様が理解のある人だと分かっているからです。
三輪様の方から引けば、すばる君の一方的な中傷だけが残り、一見すばる君の言い分が通ったかのように見えます。
不愉快です。
非常に不愉快です。
でも、引かなければ引かなかったで延々と不毛な事が続くでしょう。
だから僕は三輪さまに引いてくれるようにお願いしました。


同じ事だと思うのです。反戦家は、ソ連には何を言っても聞かない事が分かりきっていたから、アメリカに反戦を訴えた。
それは、「ベトナム反戦運動家の心の故郷は日本でもアメリカでもなくソ連だったから」ではなく、
アメリカを故郷と思っていた」からこそアメリカに反戦を訴えたんだと思うのです。
※ただ、そこに付け込む人間は出てきます。絶対に出てきます。(kawa氏のように)
ソ連が資金提供をしていた反戦団体もあると聞きます。
ただ、それを恐れていては民主主義はやっていけないだろう、と思うわけです。


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