左翼というのはプライドたりえるのだろうか

みなさんこんにちは。
アメリカの銃乱射事件で犯人が韓国だったことに万歳三唱をしかねないほど大喜びで惨劇を政治利用する輩と、
長崎市長銃殺事件の犯人を在日だと主張したことで、
すっかり右翼が嫌いになったleftyです。
なんつーか、今までは右翼の方達に対して、


国を思う気持ちは変わらない。主張は相容れないけど、尊敬すべき敵。


という考えだったのだけど、やっぱり右翼はどっか人格に問題があると思わざるを得なくなってしまった感じです。
こういうのは、理屈じゃない。
○○という主張を支持するとか、××を尊敬するとか、そういう気持ちは、たくさんの言葉で描かれるし、
ブログを初め色々なところで語られてるけど、究極的には根本的な感情が支配するんだよ。
僕にとって、右翼を尊敬する気持ちってのが、すっとスイッチが入ったように消えた思いがした。
感情的に。
なんか、目が覚めたような思いです。



僕がこのブログを始めたのは、ただ、はてなダイアリーのキーワードを編集したいというだけの気持ちだった。
キーワードを編集するのには、30日以上日記を書かなければいけないのだ。
だから、さっさとテキトーな文章を30日書いてキーワードをさっくり編集する予定だった。
だから日記のタイトルも「ネットでは『左翼は馬鹿』というコンセンサスが得られているけど、左翼的な事言ったらどうなるんだろ?」
って気持ちで何も考えず2秒で決めた。
『左翼は馬鹿』以外の結論になるとは到底思えなかったので、『左翼というのは素晴らしい』でも『左翼というのは尊重すべき一つの考え方だ』でもなくて、
『プライドたりえるのだろうか』という斜に構えた表現だった。
ネットの空気から言ってとても同意が得られるとは思ってなかったけど、僕の中ではある程度一貫した主張があったから、それをぶつけてみた。
多分頭のいい右翼にボコボコにされるだろうと予想しつつ、過激な左主張を繰り広げていった。
正直な話、僕はボコボコに論破されたかった。批判されたかった。
『論破される』と言うことは、それだけ自分の考えが足らなかったということで、逆に言えばそれだけ賢くなれるチャンスだからだ。
僕は批判を恐れない。批判をいっぱい受ければ受けるほど新しい考えが発見できて、より賢くなれる。
たくさんの人にさらしたほうがたくさんの批判的な目がくるのでたくさんの人に見てもらえるよう人気ブログランキングに登録した。
とにかく批判されたいので凶暴な信者が何百人といるサイトをけなしたり人気blogランキングで上位の人に喧嘩をふっかけるようなこともした。


これだけ『左翼は馬鹿』という合意が得られているのだから、僕の主張はどっか間違っているに違いない。
人気blogランキングでこれだけ得票を受けているのだから僕なんかとても思いつかないような深遠な考察で僕の主張を否定してくれるに違いない


そういう思いだった。
しかし、
華麗にスルー
が繰り返されるだけだった。
まあそんなわけで、


ネット上では『左翼は馬鹿』という結論がでているが、決して馬鹿などではない。


と思ってしまっていいことにする。



んで。2007年4月21日現在人気blogランキング1位は
博士の独り言
である。
コイツは『銃乱射事件では韓国の反日教育によって〜〜』とか電波を飛ばしまくって、僕の逆鱗にハードタッチロックオンした。
なんなんだ、コイツ。
もう完璧にこれは唾棄すべき存在である。
しかもコイツ、「長崎市長銃殺事件の犯人は在日で本名は白正哲」とか電波かっとびホームラン級の主張をしてやがる。
しかも、その情報源は「明かせないがある信用できる筋」。(察するにまず間違いなく「2chで見た」だろうな)
当然のごとくツッコミが入っているが、これはどう考えてもツッコんでいるhagakurekakugo氏が正しいだろう。


(詳しくは↓みて)
城尾哲彌の本名は白正哲なのか、山口組電凸してみたよ
http://d.hatena.ne.jp/hagakurekakugo/20070421/p1
城尾哲彌の本名は白正哲なのか、長崎県警電凸してみたよ
http://d.hatena.ne.jp/hagakurekakugo/20070419/p2


つーか、こうやって紛糾した直後に、

また、日頃からご支援くださる読者諸氏からアドバイスをいただき、一般読者が不愉快を感ずるコメント、無記名のコメントは、他のアダルトサイト等のURLを盛り込んだコメント、トラックバックとともに非表示とさせていただく。

http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-563.html

って、どう考えても
逃げたな
としか思われないってこと、ちゃんと承知しているんだろうか?
それから、どうでもいいけど、マンセーコメントがキモ過ぎる…
普通に考えたら圧倒的に不利な状況なのに、ここまでマンセーコメントのみって、カルト宗教かよ…
ってほど異常な臭気を感じてしまう。


そんなわけで、信用おけないな〜このブログ〜って思ってしまった。
一度疑いの目をもってしまうと、ザクザク嘘や欺瞞が見つかる見つかる。
例えば今日上がっているエントリー。

従軍慰安婦”はどこまでも「虚構」!


 重ねて指摘する。読者はすでにご存知の通り、仮にも「従軍」と名の付く職位には、軍から「記章」を与えられたはずだ。たとえば、従軍看護婦、従軍カメラマン等々。軍から付与された「記章」を身につけていた。だが、自称“従軍慰安婦”らは、誰一人として「記章」を証拠として提示する者がいない。

政治家は良識とともに在れ!

そーなの?
「従軍カメラマン」って職位だったんだ!しかも、「記章」なるものを身につけていたんだ!
初めて知りました。
でも何かうさんくせーなーと思ってググッってみたら、

従軍記章(じゅうぐんきしょう)は、軍人が戦争に従軍した際に政府または軍隊がこれを表彰するために授与される記章。自衛隊では防衛記念章に相当する。

従軍記章 - Wikipedia

オイオイ、全然違うじゃん…
つーか、「博士の独り言」からは「記章」って身分証明みたいなものというふうにしかとれないのだが、記章って「勲章」の仲間なんじゃん…

昭和六年乃至九年事変従軍記章


こんな重そうなもん身に着けて従軍看護婦は看護していたのか?



こんなの少しでも物を考える能力が備わっている人間なら、ググれば10秒で論破完了じゃねーか。

 「騙(だま)し」を文化とする特定国の侵蝕。それが進むに従って、多種多様な詐欺、偽物が出回るようになった。いずれも「騙し」を本質に持つ。「騙し」のターゲットは「善良」な国民である。「善良」が賢くなり、指摘の声を上げる「良識」に変わる時、この日本社会から「騙し」を放逐して行ける。これは、志を同じくする有志ブログが懸命に指し示す処(ところ)である。

http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-566.html

こっちもどう考えても特亜は関係ない国内詐欺をまったくわけの分からん理由で特亜を叩く材料としてるし。



なんか…


もしかして、エントリ全部この調子なのか…?
出すエントリ出すエントリ毒電波最大放出機構、太陽の帝国をパワーアップさせた状態?
こんなのが一位なんですね…







ちょっち疲れたので。休憩。
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さて。
人気blogランキング2位は極右評論です。
極右評論は、新風の関連で何度か絡まさせてもらって、邪険に扱われなくて結構好印象でした。
でも、長崎市長の件で第一声が「犯人が右翼と標榜してなくてよかった」
って、まず言うことがそれなのか…って思ってしまったのです。

★「朝鮮半島出身は捏造」 土井たか子氏、出版社側提訴


現在ネットでは、このことで議論が沸騰しているようです。土井たか子氏が正式に訴えたということで、左翼系の人達は「これで虚偽の情報を書き込んできたネット右翼は赤っ恥をかくだろう」というものです。

せと弘幸BLOG『日本よ何処へ』:「土井たか子・朝鮮人説」の行方

極右評論では、この後裁判の種類や賠償金額に話題を変えてネット右翼を擁護していますが、これは全くの話のすり替えでしょう。

問題は、土井たか子=李高順とかいう怪情報を信じるネット右翼メディアリテラシー(っていうとまた誰かさんがまたキレるから、情報の真偽を推し量る能力と言っておこう)が全くかけているということであり、
そういう怪情報を当たり前に発信するということは「ネット右翼」が発信する情報は信用性が全くかけていることの証明に他ならないということでしょう。
ネット右翼の主張は大きく2つの柱、
リビジョニズム(歴史修正主義、簡単に言うと「日本のした戦争は正しいんだー」という主張)と排他主義
からなる。
排他主義の方も、ホンマかいな在日特権を見てからかなり疑いの目を持つようになりましたが、もう一つの
歴史修正主義の方も、「土井たか子=李高順」説を信じているようなアホが発する「南京事件の考察」だの「共産主義者の陰謀」だのが信じられるわけが無いのです。


確かに僕は人気blogランキングの順位は低い。
しかし、それは別に僕の言っていることが間違っているから、では無いと思えるようになった。「博士の独り言」に投票する奴が馬鹿なんだということで、僕の中で解決した。
負け惜しみと言いたい奴は言うがいい。
あんなのが右翼だというのなら、僕は右翼にならなくて結構だ。
僕は自分が「博士」みたいに堕ちなかったことに誇りを持てる。
少数派でいる事は、何も恐ろしいことではない。
僕はここに結論する。
左翼はプライドたりえる。


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