発言弾圧?

前のエントリのコメントで、こんな「意見」を書いて下さった方がおりました。

今日、国会中継を見てましたが・・・。
井上議員は議長の制止を無視してその問題を追及してましたね。
議題は「外交・防衛」にも関わらず。
思わず笑ってしまいました。


ちゃんとした事を言っているのだから、
場をわきまえないと。


僕の感想としては、そうなのか…
それはイケナイですね。
でも、共産党外交防衛について語ってもらっても困るからまあ許そうかなあ…
とか思っていたんですが。
でも、引っかかることもあったんですよ。
つーか、予算委員会って、議題の関係のない話題の質問がデフォなんじゃないの?
ってね。
むしろ、議題に即した話題をしていることの方が圧倒的に少ないんじゃないのか?
と。



というわけで、実際に見てみました。
  予算委員会(第七回)
   平成十九年度一般会計予算(衆議院送付)
   平成十九年度特別会計予算(衆議院送付)
   平成十九年度政府関係機関予算(衆議院送付)

http://www.webtv.sangiin.go.jp/generator/meta_generator_wmv.php?ssp=6521&on=1173721237&si=a4bb89958ca87d0b00b741b641b63d981&ch=y&mode=LIBRARY&pars=0.26827630024956084


実際に見始めてみて、「えっ?これ間違いじゃない?別に井上議員怒られてないよ?」
って思った人。間違いではありません。


審議の内容は前回に引き続き、安倍氏が国から補助金を受けた企業から献金を受けている件です。
今度も新たに国→企業→政治家のルートが明らかになったのですが、
井上議員が何を言っても安倍総理が「分かりません」「答えようがありません」「記憶にございません」といかにも政治家答弁を繰り返していました。
んで、問題は次なんですよね。
井上議員は、さらに問題があるとして、
 ゴミ処理車を扱うトヨ・システムプラントの社長である岡本氏が
内閣から直接、財団の理事クラスに当社機を委託組織に推薦するよう電話で要請していただいた」
というメールを残していた、として
「この内閣筋というのは安倍首相のことではないか。
安倍氏はトヨ・プラントから献金を受けているが、これはトヨ・プラントへの口利きの謝礼ではないか」

と追求。


ここで場が騒然とします。
ここになって初めて、委員長が「これは外交・防衛について話合う場です。別の質問をして下さい」とか言い出すわけですよ。
おかしくね?
だって、今まで委員長は何も妨害せずに来たんですよ?
なぜ話が重要なとこに来た瞬間に
「外交・防衛についてだから、その質問ダメ」とかになるんですか?
自民党脇雅史議員の質問は構造改革だけどそれはOKなの?
民主党の人は松岡さんの光熱費についてですが、それも外交・防衛なんですか?
なぜ、この話題だけ、しかもこの段階になって急にダメとか言い出すの?
何か、どす黒いものを感じざるを得ません。


それはそうとして、「メール」という単語を聞くと、どっかの馬鹿な党のことを思い出さずにはいられないんですが、その辺のところは大丈夫なんでしょうか。
事態の推移を見守りたいと思います。


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