人気ブログランキング疑惑(?)について 2

前回、リンクを貼られてもほとんど誰も来ないブログとたくさん来るブログが来るブログがある、といいました。
「リンクを貼ってもほとんど誰も来ないブログ」は、端的に言えば「誰もまともに読んでいない」可能性が高いです。
実名を挙げれば、「博士の独り言」「のんきな日本人」「団塊世代大東亜戦争の真実を伝えたい便利屋戦史家」です。
これらのブログは、はっきり言って誰もまともに読んでいません。
「極右評論」は、この前「アクセス解析がうまくいっていない可能性がある」と述べましたが、
それ以降にはられたリンクからは257件の人がきました。
よって、この前の人が全然来なかったのははやりアクセス解析がうまくいっていなかったようです。


それの続きとして。
人気blogランキングでは「週間in」「週間out」「月間in」の3つの数字を表示しています。
大雑把に言うと、
週間inは1週間でクリックした数、月間inは1ヶ月でクリックした数、
週間outは1週間で読まれた数ですね。
それを踏まえて、こちらの表をご覧ください。


大体、「週間out」と「月間in」は同じくらいになるのですが、有意に「週間out」が低いものがありますね。

2007/06/24 12:00現在
灰色のベンチから 週間out109830 月間in237320
天木直人のブログ 週間out35270 月間in93010
保坂展人のどこどこ日記 週間out 4752 月間in 12114
わんばらんす 週間out 4550 月間in 8970

参考
左翼というのはプライドたりえるのだろうか 週間out 32070 月間in 14270


上記のブログにはある共通性があります。
「対話を受け付けていない」
ということ。
ゆえに、デタラメを書いていてもぱっと見
ばれないし、「ブログランキングでそこそこ支持されているということはそこそこ正しい意見なんだな」
という錯覚を植えつけることができます。
(対話を受け付けていないのは「博士の独り言」「お玉おばさんでもわかる政治の話」「太陽の帝国」とか、まだいろいろあるのですが、それはまた別の話)


特に、「天木直人のブログ」、これは平壌からの組織票としか思えない不自然なクリック数です。


まあいいや。
これらのブログは、「組織票」が多いんだろうと思う。毎日毎日、内容をよく読みもせずに「クリック」だけしに来るやつら。
「書いてあることの内容はどうでもいい!とにかくランクをあげろ!プロパガンダを流せ!」
ってやつらが非常に多いのだ。
つーか、こいつらって、何でブログなんてやってるんだ?双方向の対話がいらないのならホームページ作ればいいじゃないか。
保坂展人氏は政治家だからまだ分かる。別に政治家は対話を求めなくても、「こう思うよ」って表明だけしていれば「投票」という形で返ってくるわけだから、別に対話は必要ない。
しかし、単なる一般ピープルが対話を受け付けないのは、自分の言っていることが説得力がないって宣伝しているようなものだぞ?
要するに、こいつらはブログでの醍醐味である「自分はこう思う。で、あんたはどう思う?」っていう問いかけを一切放棄してる。
「自分が正しいのである。自分に意見する者は邪教にはまったサタンである。何も考えるな。ただ自分のみを信じなさい。」
こういっているわけだ。
だとすれば、読んでいる人の数に対してクリックする人の数が異様に多いのも納得がいく。
対話を放棄したブログには、「フムフム、今日の意見はおもしろいな。よし、クリックしてやろう」という読者はどんどん離れていく。
残るのは、「金正日様、天木直人様、マンセー!」っていう信者のみだ。


それから、対話を受け付けていないブログでも、
「in数に比べてout数が異様に少ないブログ」と、「そこまでout数が少ないわけでもない」ブログがある。
後者は「博士の独り言」とか「お玉おばさん」とか「太陽の帝国」とかだ。
後者は、前者と比べてどこが違うかというと、「オリジナリティがある馬鹿」ということだと思う。
要するに、「博士様、お玉様、マンセー!」っていう信者のみクリックする、という構図は変わらないが、それに加えて「また日本の恥が何か馬鹿なこと言ってるよ、プッ」っていう楽しみ方をする読者もまた大勢いるということなのだろう。
前者は、それすらされない。純粋にただつまらないから。



結論。
当ブログは、ランクが下だけど、別にそれは悲しむべきことではない。
僕が人気ブログランキングに参加しているのは、「読んでくれる人を増やすため」である。
人気ブログランキングを通して当ブログにきてくれる人は「天木直人のブログ」とか「お玉おばさん」とかとタメはるくらいいる。
ランクはinの数で決まるが、それより僕が重要視するのはoutの数だ。
ランクが上がることよりも、多くの人が読んでくれることのほうがよっぽどありがたいね。
それから当ブログがoutに比べてinが少ないのは、「賛成はしないけど面白いから読んでいる」って人が多いからだと思う。
それは非常に幸いだ。
政治的な主張は同じ意見を持っている人に言っても全く意味が無い。
違う意見を持っているひとにアピールするからこそ、ブログは世論の流れを変えたり選挙の動向を左右することが出来る。
同じ意見を持つ人に、「〜だ!」「賛成!」「賛成!」「賛成!」「クリック!」「クリック!」「クリック!」なんてやったって、そりゃランクは上がるだろうけど、影響力は低いよ。


つーわけで、いつもただ読みしてる人も今回くらいクリックしやがれこの野郎!

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後日追加
喜八さんの提示してくれたURLを写します。
http://kihachin.net/klog/archives/2006/08/comment_1.html
http://kihachin.net/klog/archives/2006/09/comment2.html
http://kihachin.net/klog/archives/2007/02/comment3.html