差別は金になるんだな

 いまさらだけど。
中学の友達とかと会うときって、けっこう気を使う。
仲のいい友達ならいいけど、そこまでじゃないと、例えば誰かが冗談言って、「あほか〜おまえ〜」とか軽口たたいただけで、
今まで笑いながら談笑してたのにいきなりキレだして、
「ああ、どうせ俺はあほだよ、お前みたいに偏差値高くないものな」
とかいわれることがある。なぜじゃ〜ちょっとしたツッコミじゃん〜
というわけで、トーダイ君は冗談にチャチャ入れるときもにも気をつけなければいけない。


そんな事はどうでもいいとして。
過去5年間に8日しか出勤しなかったのに、給与をほぼ満額受け取っていた奈良市の元職員が逮捕された。
なぜこんなことが許されていたかと言うと、この人が「部落解放同盟」の支部長だったからだ。
部落解放同盟つーのは、もともと部落に対する差別を無くそうと働きかける運動をしていた。
部落の人は、純粋に平等を願い、支援する人は、純粋な善意によるものだったはずだ。
しかし、暴力団に目をつけられ、いつのまにか単なる暴力利権団体になってしまった。
奴らのやり口は完璧だった。
気に食わない人間がいると、暴力的なテロを行う。
それに抗議されると、「ああ、どうせ俺らは部落だからな、差別するやつって汚ねえな」とか言っとけば、勝手に世論が味方してくれる。
マスコミも、「差別者」というレッテルを貼られるのが嫌で、ろくに解放同盟のことを扱わず、当時は大組織だった日本社会党が完全にバックアップしているから、フルレンジで最強だった。
行政も、暴力行為と差別というレッテルに完全に腰が引けて、結果「同和利権」なんてものができてしまった。
本当にそいつが能無しで雇用しなくても「俺が部落だから差別したんだ、違法な雇用拒否だ」といわれたくないために「部落枠」なんてものを作り上げ、結果ヤクザまがいが公務員に簡単になれるようになった。
「差別解消」という名目の下、解放同盟と組んだ企業に多大な融資を与え、企業が返さずに居直っても行政は見てみぬふりをする。
公的資金を横領しても犯人が解放同盟に属しているのならスルー。
解放同盟から献金を受けているため、議会も(共産党以外は)全く追求しない。
マスコミも「解同タブー」を恐れて滅多なことは言わない。


差別はあってはならないことである。しかし、
そのあってはならないことが重要であれば重要であるほど、そこに目をつけるクズが必ず出てくる。
現代において、たいていの人は、弱者に優しいと思う。
今まで生きてきて、差別を是とする人間を僕は見たことが無い。
でも、いや、だからこそ、その気になれば弱者は王様になれる。
だって弱者がめちゃくちゃ言っても逆らう人間はほとんどいないし、逆らったら「差別」という印籠を出せば無理は通る。
いわゆる弱者のほとんどは、無垢であり、上に出てきたような差別を逆に利用するような行為は汚いと感じ、嫌悪すると思う。
でも、そんな弱者を食い物にして商売の種にする奴は絶対出てくる。
なぜならば、「差別」という攻撃手段は無敵なまでに協力で、「差別」を盾にすれば確実に儲けられるから。
例えば部落解放同盟の人がもしこれを見たら、僕に「嘘とごまかしの理屈を並べて差別を正当化する最も恥ずべき人間」というレッテルを貼るだろう。
差別があろうが無かろうが、差別があった方が得をする人間がいる限り、「差別がある」という風潮は絶対に生き続けるし、言っていることがあっていようが間違っていようが、「弱者」が発信する言葉は必ず一定の同情という名の支持がくる。
差別をなくす一番の近道って、一般に差別されているとされる人(障害者や外国人など)を「かわいそう」と思わないことだと思う。


応援よろしくお願いします→人気blogランキングへ