小異を忘れて、大同につけ

アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ベルギー、ロシア等の
列強がアジアやアフリカを次々と侵略、植民地化していく中、黒船によって日本の鎖国は破られた。
これに伴い、日本国内で幕府VS維新の対立がおき、血みどろの戦国時代の再来かと思われた。
しかし意外な事に幕府も諸大名もたいした抵抗もせずに新政府に権力や領地を明け渡してしまう。
これは、列強が国の内乱に乗じて軍隊を派遣し、植民地化して結局どっちも潰してしまう
というやり口を幕府も大名も十分知っていたからだろう。
幕府はフランスに、維新側はイギリスに援助してもらっていたが、結局全面戦争にはならず
日本は独立を保つことができた。
無意味な権力闘争より日本そのものの方が大事ということがよく分かっていたからだろう。
さて。

と言うわけで、今の政治家さんも小異を捨てて大同についてほしい。
この場合、大同とは
「核戦争をおこさず、平和裏のまま北朝鮮をソフトランディングさせ、日本人と日本国憲法による日本という国そのものを守ろうとする意志」
を指す。
言い換えれば、民主党日本共産党は(社民党はもうあきらめた)北朝鮮問題を政争の具とせずに政府に協力して、
一国も早く核兵器というものをもってしまった北朝鮮をどうにかしてくれ
ってことだ。
もちろん他のことやどう北朝鮮に対決していくかってことは大いに議論してくれ。
ただ、北朝鮮問題そのもので内紛させると、敵がきてるのに内紛に明け暮れて滅んじまったアステカ帝国ムガール帝国の二の舞になっちまうぞ。


共産党このぶんだと大丈夫かな
って気がするけど、
民主党こんなことこんなこと言ってるようでは本気で国民は見放すと思うぞ。


応援お願いします!→人気blogランキングへ