「野党共闘」に関して

今日のお話は

らんきーブログさんの
格差社会と格差ブログ
http://rankeyblog.blog68.fc2.com/blog-entry-418.html
野党共闘は一日にして成らず
http://rankeyblog.blog68.fc2.com/blog-entry-424.html

を参考にしています。

この三輪さんの話はすごく納得できると思う。
インターネット上では、実際に比べて自民党支持率がものすごく高い。
それはその他の政党が「売国政党」だからだ。
民主党反自民党を掲げているならかなり手広く手を組む。
だから、中華人民共和国や韓国みたいな「反日国」とも「敵の敵は味方」と言わんばかりに反日国の言うことを肯定する。
自民だけでなく日本人全体の不利益になることでも。
共産党はいまだに「憲法九条を守ろう」とかわけのわかんないことを言ってる。
人気blogランキング見ても、上位陣は外交(というより反中韓朝)系のブログで埋め尽くされている。
正直な話、インターネット上で「九条を守ろう」とかやっても、絶対に勝てない。
逆に、上位陣とのキレの差が顕になるだけだ。
だって、上位陣の言うことは単純明快なんだもの。何か特亜系のニュース持ってきて、
こんなに特亜はキチガイだ!特亜と仲良くする自民党以外の政党、自民党内非主流派は目を覚ませ!
これだけなんだもの。
正直な話、どこにも付け入る隙がない。だって一国だけでもツッコミ所満載の国が、豪華三点セットで並んでるんだぞ?
ネタには絶対に困らない。
反論するにも、反論のしようがない。


一方、内政はというと、自民党に不満を持つものが多いと思う。
もともと自民党は金持ちのための保守政党だ。だから、企業の経営者以外には内政に不満を持つものが多くて当然だと思う。
ただ、55年体制化では、自民党社会党に政権を渡したくないがために、相当「格差社会」を作らない様に努力してきた。
その結果「一億総中流」という言葉の通り誰でもがんばれば人並みの幸せを手に入れられた。
しかし今は社会党が完全に崩壊し、代わりの民主党は「格差社会」で切り捨てられた人の受け皿にはなっていない。
共産党は言っていることはかなり正しいのだが、「共産党」という名前と「九条を守ろう」が全てを台無しにしている。
その結果、自民党は小泉、安倍路線で本来の保守政党に戻ろうとしている。
だから、「反自民」「反安倍」で行くのなら、絶対に内政で責めるべきなんだ。
もともと安倍総理は対北朝鮮の強硬姿勢がかっこいいからという理由だけで総理になれた人物だ。
逆に言えば、外交や軍事では誰にもかなわないような存在だ。
正確に言えば、外交や軍事では誰がなんと言おうと安倍氏の方を信頼する人の方がずっと多いんだ。
つまり、表向き上は「反安倍」でも外交とか憲法問題とかで安倍総理を攻めるているやつは、「やはり反安倍は頭が悪い」と宣伝している自民党工作員みたいなものなんだ。



で。
参議院選挙では安倍自民は「改憲か否か」を争点とすると思う。
凶暴罪やホワイトカラーエクゼンプションを争点とするほど彼らはアホじゃない。
負けるに決まっているからだ。
察するに、「改憲を目指す人は自民党を、押し付けられて旧憲法にとどまりたい人はその他の政党を選んでください」
みたいな感じになるだろう。無論、9.11の再来を狙っての話だ。
これに対して民主党改憲反対を掲げれば、これはもう確実に9.11の二の舞を舞うことになる。
憲法が変わろうが、庶民の生活が何か変わるわけじゃない。
だったら、改憲の方が護憲よりかっこいいから無党派層は自民に入れる。郵政解散と同じ力学だ。
民主党は、「そんなことはどうでもいい。それより民の暮らしを考えろ」と内政を焦点にすれば勝てる。
経団連に色目使っている小沢さんが党首でそれができるのか知らんけど。
共産党はずっと労働問題を真面目にやってきたから、その辺をアピールすれば躍進できるんじゃないか。
共産党共産党だから「改憲反対」を掲げるだろうしそれでいいだろう。でも民主党改憲に賛成しとかないと勝負が厳しいと思うぞ。


共産党民主党選挙協力は多分無いだろう。多分どっちもお互いに「こいつに議席やるくらいなら自民にやった方がマシ」と思ってる。
政治の世界は1+1は2にならない。
小泉元首相は味方をあえて切ることによって大勝利した。
最大の選挙協力は、ブロガーが国民の意識を変えていくことだろうと思う。


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